H17.08.14 栃木県男鹿高原、 H16.06.21 岩手県玉山村。
ラン科オニノヤガラ属。塊茎は天麻(てんま)といって 強壮薬にすることもあるらしい。個体数が少ないのでそっとしておこう。
6〜7月/ 北海道〜九州
高さ60cm〜100cm程ラン科の多年生の腐食植物。葉緑素をもたず、ナラタケ菌の菌糸から養分を取って育つと言われている。 オニノヤガラ(鬼ノ矢幹)の名は、その太くまっすぐな茎を、鬼の使う矢に見立てたもの、また、 別名をヌスビトノアシともいわれているが、こちらは塊茎の形状を泥棒の足に見立てたものといわれる。 同じようにナラタケ菌と共生する腐生のラン科植物にはツチアケビというものがある。 こちらは真っ赤なソーセージみたいな実をつける。 今回初めてオニノヤガラの実物をみたが、この林床内はナラタケが大量に発生する場所である。 この植物の存在を始めて知ったのは 2000年東京ドームで開催されたラン博覧会会場で催された福島先生の講演であった。氏はキノコ研究の一環として、熊谷農業高 校のクラブ活動で長年行ってきた研究成果を披露された。ちなみに、前年この研究成果は、農業高校研究発表全国大会で 「内閣総理大臣賞!」を受賞している。