高原で迎える"中秋の名月"

 

 先週に引き続き、男鹿高原を訪れた。今回は昨年オープンした"心の森キャンプ場" に宿泊し、澄み切った高原の中で中秋の名月を愛でながら山で収穫した獲物をサカナにいっぱいやろうという趣旨である。

 山にはいって30分、一休みした手のまえになんと シシタケがあるではないか。 枯れ葉とまったく同化しているため、一休みしなかったら出会えなかったかもしれない。

 松の根元にでていた猛毒ニガクリタケ

 ホウキタケの種類、私的には食かなとおもうんだけど(確固たる根拠なし)、 挑戦する自信がないのでポイしちゃいました

 雑木林の中で見つけた ヤマボウシの実です。一つ齧ってみたら、ほんのり甘く、ねとねとした 食感だった。

 クサウラベニタケです。 ウラベニホテイシメジなどと間違って食し中毒となるケースが多いキノコなので気をつけよう。

 可憐な野草ですが、名前がわかりません (後日談:ネッ友のじょしゅさんから、"アキノキリンソウ"と教えていただきました。検索でしらべると 日本全国の明るい森林に生育する多年生のキク科の植物で、ミヤマ・・・、キリガミネ・・・とかもあるみたいですね。)

 可憐な野草ですが、名前がわかりません (後日談:ネッ友のマリラさんが調査していただいて、"ホツツジ"という名前の毒草であることが 判明。一般的には花先はピンクがかっているみたいだが、これは全面白いタイプであった。紅葉時が これまた美しいみたいだ。)

 松林などによくみかけられる ムラサキシメジモドキが尾根付近の松林にでていた。 全体に紫色の強いキノコなので、地元ではケットバシ扱いである。

 ヤマブシタケはブナなどの 広葉樹にたまにでているのをみかける程度の数がみつからないキノコだ。昨年のoff会で長野のブナ林 を歩いていた時、木にできたホコラの中にみることができた。

 無謀な山越えをしたばっかりに、11時半ごろにはキャンプ場に着くはずが 3時近くになってしまった。しかもヘロヘロ状態で、荷物もそのままでデッキにヘタってしまった。
 先客が五グループほどいたが、皆さん今日かえるという。ふらりと宿泊にあらわれた私の為に留まることになった 管理人のS氏には申し訳ない事をした。
夕方になってどんどん黒ずんだ雲がわいてきた。このままでは今回の メインエベントである、「いっぱい飲りながら、高原の澄み切った夜空に浮かぶ"中秋の名月"の鑑賞会」ができなく なるではないか。
 Sさんからマスタールームで食事しようと誘われるまま、とりあえず先んじていっぱい飲っていると厚い雲のあいだ からうっすらとかがやく"朧月"が顔を出してくれた。これでなんとか今夜の慰めとなった。しかし、日中の疲労があまり にも影響大で9時にはマスタールームをおいとまし、とろけるように床にふした。

 翌早朝、ひさしぶりにここから6キロ先の胡桃沢まででかけてみることにした。 出発の準備を日がまだ充分明けやら無い中で、前日の疲労も回復しきれていないことも手伝ってか不注意にも釣り針を 小指にひっかけてしまった。いつもは返しの無い針を使用してるのだが、この針に限って返しがあるタイプ だったのでいくらひっぱっても抜けない。しょうがないのでカッターナイフの刃先をライターで充分消毒し 針に沿って少し中のほうまで切断し強引に引き抜いた。(いたかッたぁ〜)

 キャンプ場の朝です。この感じがアウトドアなんだよね。

 ホコリタケ。右側の白っぽいのが幼菌でこの程度なら 炒って食べたりバター焼きしたりして食べれる。

 沢でみかけたダイモンジソウ。この周辺は 沢沿いにしばらくコロニーがつづく。

 渓流散策。誰もいない、誰も来ない、一人だけの贅沢なロケーション!

 どうも、こんちわ!
おさわがせしてます
すぐどきますから
ごめんください

 めずらしい熟したマタタビ。 健康飲料としてのマタタビ酒や、健康食品のマタタビ塩漬けは、未成熟の青い実を使用する。 今回はじめての出会いなので早速食してみた。同属のサルナシと比べ皮は硬いが、中身は似たような 食感だった。

 渓流の倒木によくみられるヌメリスギタケモドキ。 ナメコの仲間なので美味しい。虫にとっても大変美味しいキノコとおもわれ、虫のついていないのは非常にめずらしい。 このときも、ある一個には、10cmくらいのよくみかける黒い虫が傘裏にとぐろを巻いて陣取っていた。

 カラカサタケ。柄を折ってツバ(白い輪になっている)を前後させる たわいもない遊びがアウトドア雑誌にあったような気がする。

 今回唯一釣れたネイティブのイワナ。ただサイズが18cmと放流サイズ だったので、このあとそっと沢に逃がした。これで先週に引き続き"岩魚丼"のリベンジならず  残念!

 トリカブトのコロニー(?)発見。
場所は、・・・止めときましょう。

 フジウスタケ(?)
ここは福島に限りなく近い栃木なんだけど、どうしてフジなのかなぁ〜

 クリタケに似ているが時期が違う、ニガクリタケにも似るが・・・ うーん、悩ましいキノコだ。しかし、中毒にはなりたくないので泣く泣く諦めた。

 二日間にわたって、キノコ・木の実・釣と楽しませていただいたのは ひとえにキャンプ場のバックアップがあってのこと。キャンプ場の運営にあたるM氏、S氏だが、 今回訪れた時にM氏の姿がみえない。体調を崩し調整中とのこと。人懐っこくてくったくのない 笑顔が早く帰ってくることを願う次第だ。
 帰りは、駅前までS氏が送ってくれたのでそのういた時間を利用して久しぶりに川治の薬師の湯に立ち寄り 入浴。一時間ほど浮世の垢落としと至福の時間を楽しませていただいた。