HP「みよりそば街道」に11月6日"新そば祭り"の記事が乗っていた。当日の天気予報は快晴、
これは行くしかない。
早朝一番の電車からのぞむ荒川べりはガスっぽく、とても快晴は望めないのではなどと気にしながら、
紅葉詣での混雑車内で朝飯がわりのブドウパンをかじる。
中三依で下車せず、男鹿高原まで足を伸ばした。そばを喰らうためだけに一日をつぶすなんで考えられない。
二週間前に行った時にはまだみかけなかったエノキタケの発生状況が気になってしょうがない。
10時をまわったころからであろうか、どんどん日差しが強まり、予報どおり快晴となった。
心森キャンプ場では、マスターとサダさんがなにやら作業中だったので、帰りに立寄ること
にして例の場所へ足を速めた。
前回ムキタケが発生していたミズナラの倒木から取り残しを回収し、エノキを最初に見つけた立ち枯れに
いってみた。しかし、中間付近で折れてしまったその木肌からはほんの小さな芽みたいなエノキが顔をだし
ているだけだった。成菌までにはあと一週間はかかるだろう。根元にあったナラタケを回収し、いよいよ
例の場所へ。
手前の沢筋から入ってみると、そこにも爆発があるではないか。同じ木肌に溶けたキノコの跡が無数に
確認できる。溶けた様子から、おそらくヌメリスギタケモドキのような気がする。
他にも爆発している倒木があったので、そこに荷物を置き、身軽な状態でいよいよ例の場所へ。(両手に
たっぷりビニル袋を携えての帰還を想像しての処置だった。)
しかし、期待はみごとに裏切られた。まったくといっていいほどでていない。"芽"や先駆者の痕跡すらない。
ようするに今年は不作ということだろうか・・・。この先にナメコがあるところがあるがまだまだ先なので
今日は止めて引き返すことにした。新そば祭りにいかなくては。
男鹿橋付近でこちらにむかって歩いて大きく手を振っている者がいた。コバちゃんだ、これからC牧場へ
ビールを飲みに行くらしい。新そば祭りの話をしたら、いま食ってきたところだという。お勧めは"まるなか"
食堂だというので、キャンプ場によって情報を仕入れていくことにした。マスターとサダさんもやはり"まるなか"
を薦めていた。地元ッチのいうことに間違いはない。新そば祭りの仕掛け人"古代村"は、最低でも1000円以上
するから行かないのだという。
じつはこのあとマスターが見覚えのある帽子とバンダナを持ってきた。前回きたときに、マスタールームで
一杯ご馳走になった時に忘れていったものだった。忘れたことすら忘れてしまっていた・・・。

"まるなか"の「もりそば」は650円だ。いろいろツマミがついてるので一杯やりたくなるが、電車での楽しみに
とっておくことにした。隣はデザートにでてきたソバゼリーだ。嫁が作ったものだと店のおばあちゃんが
教えてくれた。これがなかなか気に入った。葛餅みたいな食感のなかに、そば粉のザラつき感を織り交ぜた
いわゆる大人の味といおうか、そんな感じだ。
次の電車の時間までずいぶんとあったので話し好きなおばあちゃんとながなが話し込み、この店がキャンプ場
のマスターと知り合いだったこと、三年前にネイチャーステーション時代に趣味で蕎麦打ちを始めたシマちゃん
が趣味が高じて横浜元町の"一茶庵"で働いていること
などがわかった。ちょっと疲れがあったせいもあってここで少し横にならせてもらった。
電車に飛乗った私は、さっそくビールを開けた、今日はめずらしく二本も空けた。
キノコいろいろ観察
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