〜Field日記・2004.09.18-20〜

2004.09 第一回魔界オフ
『不発に終わったキノコ狩り』 (1)

 通年行事となっている「魔性渓谷の遡行」に飽き足らない一風氏は、新たなスポットの開発に余念がない。
 長野県カヤノ平を中心とするミズナラ・ブナの山々は深い。足腰に自信のある彼は、アマゾネス軍団を率いて 縦横無尽にその中をかけめぐる。そしてそのターゲットとして浮かび上がったのが、『魔界の渓谷』だ。
 未調査の部分もまだあるが、そのすばらしさを是非紹介したいというご好意に今回の企画が成立した。
 急な企画だったので、いつものメンバーのうち都合がついた岐阜のmac3&じょしゅの両氏、埼玉のインク氏、そして 私を加えた五名の小編成でのぞんだ。

 今回は、インク氏と草加で待合せ、同乗させてもらうことになった。いつもは電車での参加なので、スケジュール的 に温泉オプションの実現が難しいところだったが、少し灯りがみえてきたようだった。
 今日の集合場所となった妙高高原への途中、浅間山の噴火がみたいということになって碓氷で高速をおりた。あいにく山頂 は厚い雲に覆われて、噴火の様子を観察することはできなかった。
 72ゴルフ場のあたりから、景色が白っぽくなってきた。 どうも火山灰のせいらしい。
 そのことに気が付いたのは中軽井沢を通過してからだった。草木・立ち木、家々の屋根、道を 走る自動車がみんな灰まみれだ。掃除してもまた灰まみれになるのでそのままにしているのかもしれない。

 今回の第一湯目、万座温泉・豊国館。 万座ハイウェイの終点前、昭和初期からある古い自炊宿。
目の前にひろがる草木のはえない山肌、立ち上がる白煙と硫黄の結晶で黄色の地肌をつたって流れる適温の温泉水が・・・

 雑木林や松林があるたびに、道端に車を寄せ、ウロウロとキノコ探索をした。しかし、なかなか見覚えのあるキノコには でくわさない。こんなに機会の少ないことも、すくない。
 写真(↑)のキノコもどことなく食べれそうな気がするのだが、なかなか手がでないものであった。

 ニホンカモシカの♂、といっても子供だ。まだまだ恐怖心がうすく、車から5mと離れていないところまで寄ってきた。
 つぶらな瞳でみつめあったが、警戒心はまったく感じられない。このまま連れ帰ってしまおうかともおもったが、 なにせ相手は特別天然記念物だ、そうはいかない。

 携帯に連絡が入り、すでにmac3&じょしゅ両氏は今日の集合場所である赤倉温泉エスペロ に到着模様。我々も4時頃に到着。合流して燕温泉・黄金の湯にむかった。しばらくすると バイクにまたがった月光仮面ならぬmac3氏が追い抜いていった。
 ひとっ風呂浴びる前に付近を散策してたらヤマブドウ畑を発見。ここでやまもり一袋、おもわぬ収穫にニンマリ。黄金の湯 はかなり知名度があるとみえて、ひっきりなしに人が訪れ、イモ洗い状態。気のせいか、白濁の湯が灰色の湯に変貌しているように 見えた。

 食事を売り物にしているだけあって、夕食にはいろいろ工夫をこらした一品が並べられた。
 ビールは四人で一本。 お酒を飲みすぎると食事が入らなくなるし、だいいち味もわかんなくなるような気がする。だから食前酒がわりに各人ビールを一口。
 ダイエットを始めてから、一回の食事量を従来より減らしているので、並べられた料理が、普段の三人前くらいな威圧感を与えていた。

 九時過ぎ、旅館のきりもりの合間を縫って、館主の佐藤氏がさきほどのキノコを網焼きで食べさせてくれた。
 軸の太い、若いところを選んで用意してあり、簡易ガスコンロで軽くあぶり、塩を振って食べてみた。なかなかの食感で 味も良い。
 もう一方、アルミホイル焼きにも挑戦。バターをいれ、醤油をちょこっとかけ焼いてみた。バターの味香りが強いがそれは それで美味しかった。

 いよいよ今夜のメインエベント、マイタケ酒だ。マイタケは、佐藤氏が山で採ってきた天然物らしい。まず、かるく網で 焼いてからのご入湯となった。そのご、じっくりひと汗かいて色ずいた頃が飲み時ということだ。性急なわれわれは、味見 と称して、幾度となく味見をくりかえしたので、色ずくまでにすっかり出来上がってしまった。
 じつはこれが幸いした。普段酒類を口にしないインク氏も、このときとばかりは、といってもそんなに量は飲んでいないのだが、 でも、少しは飲んだので、爆音に苛まれることなく、ぐっすり朝まで眠れたらしい。よかった、よかった。

18日 19日 20日