〜Field日記・栃木県中三依〜H116.06.19

ニュータイプの毛鉤、テスト釣行

 

 ここのところ、アタリはあってもフッキングに至らないことが多いようで 気になっている。
 これは、ひとえに毛鉤のせいじゃないか? という疑問が少しずつ頭をもたげてきた。
 もちろん、自分の技術の未熟さを忘れているわけではない。
 ただ、毛鉤を工夫すれば素人でもヘボでももっと上手くいくんではないかという、 タラレバ的発想&期待なのです。
 毛鉤作りにあたっての重要なコンセプトは
   @視認性〜どこに浮いているか確認しやすい
   A浮力性〜なるべく長い時間浮いていて欲しい
   B簡便性〜簡単に作れる
 というわけで二年前に出来たのが下の毛鉤です。
 ところが、ここのところバラシや蹴られることが多い。
 これはまだ毛鉤に改良の余地があるのではないかということで下のタイブを作ってみた。
上の写真のコンセプトを意識し、こんどは胴体を水中に沈めるが羽がそれを支え、 なおかつ視認性は失わないようにしてみた。
 さて、いよいよ成果をためしてみるときとなった。
 場所は栃木県中三依の某沢、ここは以前イワナが釣れた場所です。ヤマメの前に、 比較的釣りやすいイワナで感じを掴んでみようという算段だ。
 この日はくもり予報ではあったが、現地はピーカンの暑い日となった。 Tシャツ一枚に釣り用ベストといういでたちでも額の汗はとまらない。
 最初の一投でバシャっと小さいのが戯れる。(幸先がいいな)しかし、その先が続かない。 魚がいなくなったのだろうか、それともこの毛鉤じゃ相手してもらえないのだろうか、 不安がよぎる。
 よくみると、魚の腹にはパーマークが見える。”なんだヤマメじゃないか”こんな鏡のような ポイントでヤマメが釣れるわけ無いじゃないか。
 そうなんです、こちらの姿がみえないようにして しか釣ったことがないのです。イワナならまだしも落ち込みを狙って釣りになるのですが、 ヤマメは、プールの尻に陣取っているものだから、近づく釣り人にすぐ気付くようです。 橋の下まで釣りあがったところで納竿とした。

《余談》  帰りの時間までにはまだ余裕があるので、萱中にでる ワラビの探索をしてこようとその場所へむかった。途中、ふと上着のポケットの財布が気になった。 案の定ない。さっきまで上着をいれていたザックにもなかった。”帰りの電車賃どうしよ” いやな予感。四万円入っていたので捨て去るわけにもいかず、結局もと来た道を戻って さがすことに。”みつかるだろうか”不安がよぎる。まずは上着を脱いだ地点。よく憶えていない。 林道脇だったか、最初に降りた河原だったか。両方ともなかった。あとは釣りあがった最終地点の 橋の下あたりの河原しかない。とぼとぼ沢脇の林道を登った。
 橋に到着し沢に降り立ち付近をキョロキョロ、”あっ、あった”。おもわず声がでてしまった。 よっぽどうれしかったのです。なにせ、見つからなかった場合、電車賃を貸してくれる人がいるだろうか とか、どう説明したら信じてもらえるだろうかとか、いろいろくだらないことを考えながら林道を歩いていた。 とりあえず、ホッとしたところで、駅前の酒屋でビールを買い駅へむかった。