〜Field日記2002.01.19〜

植菌用の種菌づくり始まる

 店頭に並ぶ、美味しそうなキノコ。山野で採るキノコと違って形も整い、なによりもゴミがついていません。調理する側からみればすごくありがたいことです。これらは人の手を介し、人工的に管理栽培されているからです。このようなキノコの人工栽培は、栽培するキノコの種類に相性のよい木材を用意し、これらに菌を植え付けたホダ木と呼ばれるものによります。埼玉きのこ会では、例年3月の植菌会でこのホダ木づくりを開催しています。今年も、このホダ木植菌用の種菌づくり作業が始まりました。種菌づくり作業のまえに必要な種菌に移植する菌の確保、および菌の培養は、講師をしていただいている熊谷農業高校の福島先生のところですでに終わっています。今回の作業は同校の研究室をお借りして、菌床用ボトル作りを実施。昼には先生自作の手打ちうどんが参加者に振舞われました。

 

 

《今回の作業−種菌用の菌床づくり》

 

  1. チップの選別作業
     今回のチップは広葉樹。バラつきのあるチップを選別器で大きめのものを取除く。(粉塵が舞いちょっと辛い、残ったチップは燻製用に使えそう)
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  3. 米ぬかとの混合作業
     チップ10杯に対し、米ぬか1杯で混ぜ、満遍なくかき混ぜる。これが今回のポイントととなる作業とのこと。この作業の善し悪しが、菌の繁殖結果を決めるといっても過言で無いらしい。
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  5. 加水作業
     チップに湿度を与えるため水を加える。加減は、きつく握ってちょっと水っ気が出るくらい。チップ10杯に対し、水2杯の指示だったが、材料が乾燥しているのかまだまだ、結局3.5杯〜4杯入れてなんとか規準にたっした。
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  7. ビン詰め作業
     広口ビンへチップを満タンに詰めて、600gになるよう計量ハカリで調整する。
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  9. ビン内の形状調整作業
     目一杯入って盛上っている口面を、両方の親指を使って、ビンの肩口まで均等に押し下げる。次に、その上から径2cm棒をビンの底につくまで突き刺し、チップに菌を入れる穴を空ける。
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  11. 滅菌釜への準備作業
     ビンの周りについたチップを、一つ一つ丁寧に拭き取り、ビンに呼吸機能付フタをしめて、16本入るトレーにセットしていく。
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  13. 本日の作業完了!
     10時から始めた作業は、夕方4時までかかり無事終了した。155本の種菌培養用菌床ビンができた。今日の作業はここまで。この後、滅菌釜で消毒されたあと菌を植付けるらしい。約1ケ月くらいで成長するそうだ。

 

お知らせ

 3月17日(日)埼玉きのこ研究会主催で植菌会を予定しています。植菌をやってみたい、自宅にホダ木を置いて育ててみたいという方がおられましたら、会員以外でも参加できますので是非ともご来場ください。詳しくは埼玉きのこ研究会ホームページでご確認ください。

 

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