〜Field日記2001.09.30〜

 

男鹿高原自然観察(7)−マツタケは何処?

 

 日本秘湯に入る会会員のペケさんからメールが届き、キノコ採り&甘湯新湯をご一緒しましょうとお誘いをいただいたのは、昨年の今ごろ。以来一年がかりのお約束を今日9月30日に実行することとなった。あいにく前日の天気予報では午後から雨の模様。早朝に出発し午前中は男鹿高原の例の山(?)でマツタケ狩、ここで採れたキノコをベースに甘湯新湯でキノコ鍋で昼食、食後ビールを飲みながら16時くらいまでゆったりと湯に浸かる、というのがおおまかではあるが本日の予定であった。が、時間の都合でキノコ鍋は割愛することとなった。

 9時半、現地到着。山中のあちこちから人声が。。。駐車していた車には、帰り仕度のプロ風2人組み。中は人だらけだとなげいていた。背負子のなかにはマツタケが1本、相方はオケラ。なんも出てない、まだはやいようだよという。正面の山は人だらけだから、向こうの山に入ったほうが確立がいいと教えてくれた。うまくすればシシ(コウタケ)がとれるかもといっていたので、まよわずご意見にしたがった。

←二人組みがもっていた行者ニンニク

ホウキタケ

山の下の方は杉林、中腹は雑木林・細い赤松林、尾根付近からアカマツの太いのがチラホラ。左側から入って弧を描くように尾根まで登りまた弧を描くように右に帰ってくるルートをとり、決して尾根の反対側にいかないことを確認後入山。先ほどの連中がいってたように、何にもない。マツタケどころではない。それでも尾根近くでホウキタケが確認されたのはありがたい。

ムレオオフウセンタケの幼菌

尾根から下る途中、雑木林内に傘径20cmあまりのおばけキノコがニョキニョキでているのをペケさんのご主人が発見。この時は名前が特定できず、幼菌と成菌を一本ずつ持ちかえり自宅にて図鑑で確認、なお自信がないのでキノコ関係掲示板で再確認。このあと野岩線上三依塩原の駅前ベンチで昼食をとることにし、ペケさんのこさえたおにぎりをご馳走になった。

えっ、もうムキタケがでている→

1時半、塩原に到着。甘湯新湯へは林道上部からのアプローチを試みたが、林道口がみつけられず断念、いつもどおりの下部からとなった。現地は1年前とは多少景観がかわっており、沢がまえみたいに渡ることができなくなっていたが、多少の工夫でなんとかしのいだ。今回は事前情報があったのでドカシート・ビニルホースなどを持ちこんで湯溜まりをつくることにした。

湯量が昨年よりも多い。簡易浴槽には鉄分を含んだお湯がドバドバ溜まっていく。そのままでは熱いので、沢からホースを使って水を汲上げる、サイホンの原理だ。中学で習った事がここで活きている。とても良い湯加減だ、一同しばし至福の世界に陶酔し時間の過行くのを忘れる。が、無残にも天気予報はしっかり当たった。3時半、雨が降ってきたのでここらが潮時と本日のメインイベントを終了。撤収では、原状回復を心掛けたことはいうまでもない。

 あわただしい一日だったが、それなりに充実した一日でもあった。こんど来るときは朝から直行し、昼はここでバーベキューでもやりながら、缶ビール片手に一日湯に浸かることにしようと意見が一致した。

 

壁紙提供:素材屋 はるき