〜Field日記2001.09.07〜

 

男鹿高原自然観察(6)〜秋の野山はキノコだらけ

 前回のフィールドチェックをうけて、男鹿高原の新しい顔を開発すべく早期再訪を計画。ところが、台風15号と16号が本土に近づいてきている。少ない夏休暇を小出しにくっつけて金土の連休をつくったのに、見とおしは暗い。天気予報的には絶不調だ。計画全面遂行には至らないが、つかの間の好天を期待し、日帰りで決行することにした。
 午前4時半、目覚時計のベルを待たずめざめる。(年のせい?それとも遠足前夜の子供のように?)さいわい雨は降ってないようだ。8時半、ウトウトしながら車窓をみると鬼怒川温泉付近は小雨がふっていた。かなりあきらめかけたが前回もたしか途中地域が雨でも現地が晴れていたので、と自分にいいきかせた。案の定、電車がいくつかトンネルをくぐると男鹿高原駅は雨が降っていなかった。
(今日の予定としては、@尾ガ倉沢で糸をたらし、Aキャンプ場裏山でハツタケ等を探し、Bカラマツ林でハナイグチを探す)

ヘラタケ(?)

キャンプ場へいく途中のカラマツ林道際で1m四方に群生、初発見。一本2〜3cmくらいの大きさです

ハタケシメジ(カヤタケ)

 10時半、キャンプ場の周辺には人気がない。平日なので、ゆっくりしてるのかな?尾ガ倉沢へむかう途中、A団地(放牧場)入口付近で発見。夢の島公園(東京)付近で発見以来二度目の自力発見である。なかなか栄養の行届いたリッパな株立ちに、もう今日はこれでかえってもいいかなって思うほど感動してしまった。

ヒメスッポンタケ

尾ガ倉沢へ降りだった付近の倒木の脇腹に水平にでていた。周辺にも十数本散見できた。

オオチャワンタケ(?)

大きさは10cmくらい、ゴム質でちゃわんのように反り返っている。

不明のキノコ

ラッパタケのように傘と柄の区別はなく、末広がりで上に向かって広がる

アカヤマドリ

これは幼菌。傘がひらくころには虫だらけになってしまう。四分割してソテーでいただいた。(写真は、調理中に味見で一カケつまんでしまったので三カケになった)

不明生物

太さ1mm弱、長さ40cm強。山中小沢の水溜りにそよいでいる浮遊物を何気なくみていたら、さっぱり下に流れていかない。そのうち不審に思い小枝ですくいあげてみたらハリガネ状のなんかへんな生物である事が判明した。ヘビの仲間だろうか?

ヒイロチャワンタケ

オレンジ色の目立つやつ!
腐った落ち葉や小枝にニョキニョキ雑木林一面にでていた。特にどくキノコとはきいていない。ゴム質のキノコなので、軽く湯がいてサラダにあいそうだが、まだ食した事はない。

ハエトリシメジ

図鑑には注意を要するとかいてある。しかし、アミノ酸がたっぷり入ってるのでとても美味。お腹をこわすか、悪酔い程度なのでつい手を出してしまう。
ちなみに、ハエはしんでしまうらしい。

トサカホウキタケ(?)

キホウキタケにも似ている。この手の柄が太いタイプのホウキタケ種は食えると岩手の地元民から教わった。が、いまひとつその気になれないのはなぜだろう?帰りの電車に乗る直前に捨ててしまった。

 残念ながら、尾ガ倉沢で糸をたらしてみたが、当たりがあったのは一回だけ。あいかわらず水量が多くポイントがみつからなかった。キャンプ場裏山でハツタケをと、かなり上の方まで探しまわったが、結局1個も見つけられず。カラマツ林でハナイグチを探すつもりだったが、雨が降ってきたので中止。帰りがけにキャンプ場でいつものようにスタッフの方たちやshima-chanが暖かく出迎えていただいた。Kobaさんもくるので泊まっていったらとのお誘いをいただいたが、気持ちがもう電車に乗っていたので、次回またよろしくお願いし、駅へと急いだ。車中では、いつものように缶ビールで今日の疲れを癒した。ツマミは、いりことアーモンドチップのミックス。
 今日の収穫であるハタケシメジとハエトリシメジは、今年第一回目のキノコ汁となったことを付け加えなければならない。

 

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