〜Field日記2001〜

 

〜物見湯山編〜

出雲から南紀、神々の湯を巡る

〜7月7日〜

 2時45分、けたたましい目覚時計の音でめざめる。最近はもう廃止かと思っていた夜行列車に乗るためセットしておいたのです。3:01発急行”だいせん”は出雲から京都へと繋がっています。途中の三田で乗換えて有馬へ向かいました。

《松茸&昆布の佃煮屋通り》

有馬温泉街は山峡のなかにあるため、急な坂道が多いです。狭い路地が縦横無尽に走り、お寺や泉源があちこちにあります。一番高所にある炭酸泉源から極楽泉源・妬泉源・天神泉源・御所泉源としたに向かって移動しながら歩いていくと赤いポストがありました。子供の頃よく見かけたものと同じです。そこから路地を挟んで佃煮屋の老舗が並んでおり、古い看板が時代の重厚さを醸し出していました。路地をでたとこに温泉会館があり、8時開館の15分前だというのに人だかりができていました。”行列のできる温泉”っていうのでしょうか。

 ジモッティーが”暗黙”と”あうん”の呼吸で湯温を”自主管理”しているみたいです。金泉と銀泉があり、金泉に” 熱い”と”ぬるい”の浴槽表示があり、”ぬるい”方が所謂普通のところでいう熱いレベルの湯温です。そして、” 熱い”方は、1分と入っていられなかったです。

 大阪から天王寺までの移動時間が40分弱しかなく、白浜行き特急「くろしお11号」にすんでのところで乗り過ごすところでした。1時チョット前に白浜に到着。早速名物の”めはりずし”で昼食にしました。(サンマの押し寿司?)

 

《ここからはレンタカーによる南紀探訪になります》
−ペーパードライバーのハラハラどきどきドライブ−

勝浦温泉までは2時間弱くらいです。乗船場近くに車を止め、ホテル浦島行きの船に乗りこみます。陸続きの半島全部が敷地。車でもいけそうですが、あえて船でいくところが旅情を誘います。風呂場は6つほどあるそうですが、そのなかでも”忘帰洞”と”玄武洞”の洞窟温泉には圧倒されました。洞窟内から眺められる熊野灘の荒波は豪快そのものです。館内には意匠をこらした内湯もあり、時を忘れてたのしめそうです。なによりも感動したのは、ここの温泉を利用するのに必要なのは、タオル付で500円玉1個だということです。

《ホテル浦島への渡し船》

《那智大社から三重塔越しに見る大滝》

 日も暮れかけてきたので、熊野那智大社へと急ぐ。このへんは17時をすぎると店仕舞してしまうそうです。どこも開いていません。おかげで駐車場の心配はなくなったんですが。。。(^_^;
 急な石段をどのくらい登ったのでしょうか、結構疲れました。近々あると思われる例祭のため氏子の方がお囃子の練習をしていました。庭掃除をしていた住職夫妻から晩の挨拶がかわされました。那智大滝から引かれた水が飲水場に注がれています。精霊の宿っていそうな空気が夕暮れ一面に漂っています。

夕闇のなか、一路川湯へ向かう。21時頃暗闇の川湯温泉につきました。どこがどうなのか皆目検討がつかず行きつ戻りつしながらやっと河原に下りる手すりを見つけました。先客が二組いましたが途中でいなくなりほとんど独占状態でした。目隠しの柵がある個所があり、付近に他の窪みが何ヶ所か作ってありましたので利用させていただきました。熱湯が川水に直接湧きあがってきますので、何人かいたほうが掻き混ざっていいかもしれません。ほとんど川全域から湯が沸きあがっています。泳いでいると突然熱いものが感じられたりします。

《川面に立上る霊気(ゆげ)−翌朝撮影》

 

一日目

二日目

三日目

四日目

壁紙提供:素材屋なまらねこ