| 鳴子界隈、湯めぐり紀行 |
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平成12年12月17日(日)、宮城県鳴子界隈の湯めぐりにでかけた。ここは泉質のちがうお湯がたくさんあった。
泉質がちがえば泉色もちがう、色々なお湯にであえた。
最初は、中山平温泉の” 東蛇の湯”、今年の3月以来の再訪だ。夕方の外気温が2℃だけど、 路面には雪が無く、雪道運転の心配は解消された。東蛇の湯についたのは4時半頃、けっこう日は落ちてきた。 部屋は10畳に冷蔵庫・ガス炊飯器・ガステーブル・流し台がついている。一泊素泊まり3500円は高くないとおもった。 とりあえず、近くの鳴子ラドン温泉にいってみた。ここは同じ経営施設なのでただで入浴できた。 (前回は100円とられた。今回は請求されなかったので無料になったのだろう。)大浴場・ラドン浴場のほか、 露天風呂があるが今回は使用中止になっていた。屋根からの落雪危険のためらしい。みたところ雪もなさそうだった のでのぞいてみた。入口は別でも、中で混浴になっていた露天風呂は、しきりができていて完全に男女別になっていた。 湯加減はちょうどよい。湯色は、前回入浴したときは薄青い白色だったが、今回は完全に無色透明だった。 泉質がかわったのだろうか? 東蛇の湯に戻り、さっそく露天風呂へ。あいかわらず、すべすべまったりの ”うなぎ湯”だった。30分ほど楽しんでとりあえず夕食にした。鳥唐揚げ弁当に500mlのビール、 あとはナビスコビスケット。一休みした後、冷え冷えのカンビールをもって再度露天風呂へ。暗闇に聞こえる瀬音をBGMに、 夜空を見上げれば満天の星屑、片手にビール、心地よいばかりの”うなぎ湯”に身も心も至上の極みへと誘われていった。 1時間ほど楽しんだが、湯治客が少ないのか貸切であった。翌日は、夜明けをみたさに早朝からまた露天風呂にはいった。 あさぼらけから、白みはじめる空間をたのしみながらまったり感をあじわった。9時半、東蛇の湯を後にし、鳴子温泉旅館組合主催の”内湯めぐり”に向かった。 鳴子温泉駅前の観光案内所で手形&シール(6枚)セットを1200円で購入し、滝の湯・早稲田桟敷湯・大正館・ 東多賀の湯をまわってみることにした。 車を駅前の駐車場におき、最初に共同浴場” 滝の湯”を訪れた。 温泉神社の近くに立地し、趣のある建物は鳴子温泉のシンボルとして1000年の歴史があるという。青白いお湯に惑わされたのか、 スーパーのビニル袋にいれて持込んでいたタオルや財布が廃湯溝から流され、デジカメが湯漬けになっているのに とんと気がつかず大変なことになっていた。状況に気付いたときには、もう顔面蒼白。おろおろしっぱなし。 番台のおばぁさんも一緒になってあっちこっち探してくれました。感謝、感謝。結局、タオルは外堀のずっと先まで流され、 財布は外への出口に引っかかっており、デジカメは中まで湯浸しのため使用不能になってしまうという、 最悪の結末であった。気を取り直し、次の目的、共同浴場” 早稲田桟敷湯”を訪れた。 全館黄色の、すこぶる特色のある建物だ。浴槽にはいると、白いタオル屑のようなものが一面舞い上がった。 壁紙の説明をみると、浮遊物が沈殿しているがそれは湯の花なので気にすることは無いと書いてある。 (糸屑にしか見えなかったわたしには、とてもきになった。。。)温泉街の中心通りに” 大正館”はある。 落ち着いた和風のつくりで、小奇麗な館内は好感が持てた。露天風呂もあったらしいが、 気がつかず入浴できなかったのが心残り。駅前の食堂で昼食を済ませ近くのコンビニ駐車場で小休憩した後、 ” 東多賀の湯 ”を訪れた。ここは皮膚病の湯治に人気があるらしい。事実、 背中一面に皮膚疾患の跡らしいものがある入浴客がいた。浴室はそれほどひろくはなく、 浴槽も3人はいればいっぱいかなってほど。板敷きの床にトドになって掛け湯をあじわった。ただ、 あとで気付いたのだが硫化水素が発生しているので、呼吸部を湯面から15cm以上離すよう注意書きが張ってあった。 畳敷きの休憩場所では外来湯治客らしい老夫婦と親子連れの老女が病院の話題で盛り上がっていた。 ここで休憩しながら日がな一日を数度に分けて入浴を繰り返しているのだろう。東鳴子に立ち寄るのは初めてである。鳴子がいかにもにぎやか温泉街であるのに比し、 ここは通り過ぎてしまうほど閑静な町並みだ。特にあても無かったので、みちすじでであった老婦人たちにたずねたところ、 どこも同じお湯らしい。共同浴場もあるが、外来者は入浴できないらしい。あえてオススメをたずねたところ、 ” いさぜん ”を紹介された。ここも皮膚病におすすめらしい。あと胃腸病系。 フロントのロビーには、阪神タイガースグッズと六甲おろしの歌幕がたれていた。熱烈な虎キチファンらしい。 飾戸棚にはウルトラマン関連のレアものフィギアが。お湯は共同配湯源泉の重曹泉のほか、自家湧出のラジウム 炭酸泉&鉄鉱泉が自慢らしい。いずれも混浴で、各種一浴槽づつある。今回最後に訪れたのは、東鳴子から古川方面にさらに車で5分ほどいった” 川渡温泉”だ。ここも東鳴子温泉同様、鄙び系の温泉で気がつかず通りすぎてしまいそうだ。共同浴場があったので さっそくいってみた。路上駐車できないので、近くの公民館の駐車場を利用。”浴場建設寄付者以外は200円を支払うこと ”(みていたら、誰も払う人がいなかったのだが、皆さん寄付者なのだろうか。。。)時間が早かったせいかお年寄りが多い。駆け足だったが、満足の行く湯めぐりだったと思う。最後に総括として、泉色別に温泉を分類する。 無色透明系〜東蛇の湯・早稲田桟敷湯・大正館 青白色にごり系〜滝の湯 乳白色にごり系〜東多賀の湯 黄土色透明系〜いさぜん重曹泉・川渡共同浴場 茶色透明系〜いさぜんラジウム炭酸泉 濃茶色透明系〜いさぜん鉄鉱泉 今回は途中でデジカメ故障というアクシデントに見舞われ、一枚の写真も無い、 ”お気楽な写真館”になってしまったのがやっぱり心残り。。。 |