甘湯新湯を再訪する

 

 平成12年9月30日、友人と三人で栃木県塩原温泉郷の甘湯沢沿いにある野天風呂を1年ぶりに訪ねることにした。

 9時ころ、野岩鉄道上三依塩原駅につく。ここから塩原へバスで行くが、午後から向かうとして、近くに流れる尾頭沢に渓流つりの今年最後を遊ぶ。が、少しも当たりなく、(今夜のおかずが一品〜イワナの塩焼き〜少なくなってしまった)カラマツ並木にキノコを観察した。

不明キノコC

ハナイグチ

 14時ころ、塩原温泉郷塩釜につきタクシーを呼んで蜂蜜屋まで移動した。ここから一年ぶりの林道を踏みしめ、昨年の二度に及ぶチャレンジでもなかなか場所がわからず、歯痒かったことに思いをはせた。

 

 

 途中、最初の枯れ沢にかかったコンクリート橋から下ったところにスギヒラタケをみつける。まだまだ幼菌ではあった。

スギヒラタケ

 甘湯新湯への下降地点を見過ごしてしまい、何度か行きつ戻りつしてしまった。

 現場は昨年と何にも変わっていなかった。ブルーのドカシートにとうとうと流れる無色透明の単純泉のようなサラッとした湯だ。落ち葉やカエルなどの虫類が結構ういていたので取り除き温度調整した。

 昨年よりお湯の噴出量が倍近いような気がした。水の調整がむずかった。

 一杯飲りながらの語らいと夕食は長く続いたので、各自入湯したのは20時ころであった。21時半ころまではあまりの開放感に放心状態で湯に浸かっていたが、突然の降雨に散会となった。週末天気予報が当たるのはめずらしいことだ。

 翌日は雨音のやんだ6時ころから入湯し、二人が起きてきた8時半ころまで、じっくりと、うだうだと、開放感をたのしんだ。

 朝食は、昨夜予定していたキノコ汁にごはんとうどんを入れてキノコ雑炊となった。もちろん、昨日採取した、スギヒラタケ・ハナイグチも入っている。ニンニク・鷹の爪を入れて少しヒリッとした仕上がりとなった。

 また天候の変わらないうちにと、そうそうにグチョグチョのテントをたたんで撤収した。

 午後からは川治湯元の「薬師の湯」に寄っていくスケジュールだったが、急に疲労性体調不良となり、残念ながらそのままかえることにした。