湯沢を歩く

 

 

平成12年8月26日、栃木県栗山村川俣に流れ込む湯沢の源流部に噴泉塔があるというのででかけてみた。

ここは、東京からそう遠くないが、自然が色濃く残っている数少ない森林帯でもあるというので、樹木・きのこなどの観察も楽しみの一つだ。

 川俣から山王林道入って少ししたところにある枝林道のゲート前で待ち合わせる。

 足回りなどの身支度を済ませ、荷物の再点検をし、12時チョット前、出発!

 噴泉看板のところから階段で降りていく。噴泉塔までの中間地点で、今日の幕営地である「広河原の湯」までは2〜3時間の予定である。(看板には噴泉塔まで一時間半と書いてあった...本当か?)

沢までの半分位下ったところで、同等高線上の位置で沢に沿って山道がある。

道の途中、ビニルテープや岩などに赤ペンキで道しるべがある。が、途中何度か崖崩れのためルートが寸断され、新たにできているルートを探しながら進行する。

自然林の中は、ブナやツガの巨木が立ち並び、また倒木も数多いので行く手をはばまれた。 

 

 

2時間位して3つめの枝沢から湯沢におりた。

ここからは沢に沿って進行するので皆スポーツサンダルに履き替えた。

沢の水は温泉が混入しているせいかどんよりした色をしていた。

 

 

 

 「広河原の湯」少し手前にある岩屏風。壮観な風景にしばし佇む。

 

ツキヨタケ

ブナの倒木にビッシリ!

大きな物は一個20cm以上のものがゴロゴロしている。一個だけ採って、テント脇の石の上に傘裏を上にして置いておいた。

夜10時、雨上がりの曇り空のため外は真暗闇。なんと、石の上のそれが青白く発光しているではないか!!幻想的なその光景に、しばし我を忘れ見入ってしまった...。 

ヌメリツバタケモドキ(食可)

サンゴハリタケ

2時40分、「広河原の湯」に到着。

前に来た訪問者が作った露天風呂とターフが残っていた。

ここは開けた空き地になっていて、砂地の広い部分もあり幕営に適している。

浴槽の近くにテントを設営し、少し離れたところに炉をつくった。

 炉の上は、雨が降ってきても焚き火が可能なように屋根つきにした。ここは来訪者が多いのか、沢に流れ着く流木(薪にする)が少ないので燃料に難儀した。

 朝4時半、ひとっ風呂浴びてからモーニングコーヒーを飲むため、少ない薪をかき集めて湯を沸かす。炉の覆いが焼けている。夕べ余った薪を一度に燃やしたら炎が立ちあがってなったとのこと、もったいない、薪が...。

 

遅い朝食を採った後、後片付けをすませまた風呂にはいった。

誰も噴泉塔へ行こうといいだすものはいない。

ここの居心地が良すぎるのだろう。12時頃、テントをたたんで帰路に着いた。

−帰路で見つけたもの−

栃木人が大騒ぎするチチタケ(食可)

オニイグチモドキ(食可)

枝沢で見つけたサンショウウオ

ミズ(食可〜晩酌の珍味)