| 硫黄臭たちこめる白根山中を徘徊する |
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白根山中に源泉の湯けむりが立ちこめるところがあると聞いたのは、今年の春のことであった。山も杉林ではなく、原生林のままらしいことも。いろいろ情報を収集したうえで、天気の良い頃を見計らって出発することにした。 |
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平成12年7月29日(土)7時半、上野駅を立つ。草津バスターミナルについたのは12時チョット前。湯畑や 西の河原を見学した後、音楽の森スキー場近くの自然遊歩道から入山した。今日は大沢川枝沢の上流にあるといわれる源泉地帯を目指す予定。ダラダラした登り坂に息をせききって1時間ほどしたところ、芳ヶ平方面と青葉山方面の分岐点があったが、間違えて青葉山方面へ向かってしまった。しかも生憎の雨模様。谷沢川に出会ったところで上流に遡行した。入道沢と分岐した5m位の滝の上方に湯煙が...。滝下の岩肌や地面は鉄分のせいか赤茶色になっている。しかし、聞いていた滝は落差15m以上もあるはず、これは間違いと気づき引返す。雨に打たれ、ハァハァ、ゼェゼェいいながら大沢川支流に出会ったときは既に4時をまわっていた。早速上流へ。右足間接は既に痛み出してきた。三頭山を駆け足で下ったときに引起して以降、長く歩いたりガレ場を歩いたりするとすぐ痛み出すようになった持病である。5m位の滝の上方に一人用テントを設営するのによい場所があったのでここにザックを降ろし、先へすすむ。落差15mの滝についたの5時半。右からまくとして、脇の岩を攀じ登るには危険が大きいそうなのでその横の藪をこいでみた。背丈以上の密生した熊笹などに行く手を阻まれ遅々として先に進まず、3分の2位進んだところで6時。ギブアップ!体力的にも登坂技術的にも時間的にも限界と判断し下におりる。暗くならないうちに早々とテントを張り横たわる。疲労困憊のあまりひと寝入りし、食をとったのは11時。時々星空もみえたがほとんどが曇り空。久しぶりの野営で心細さいっぱい、ビール片手に2時までラジオに耳をそばだてる。7月30日(日)7時、朝食の後もう一度滝を見にいってみたが、あきらめて沢を下る。沢には高山性植物の アカモノやモウセンゴケがみられ、既に穂がでているススキもあった。アカモノのかわいい赤い小粒をつんでジャムにしてみよう。今日午前中の目標は大沢川上流部の温泉。元来た道を下って青葉山方面分岐点の木製椅子に荷物を置き、貴重品とタオルをもって踏み跡を下った。右足をかばいながら長い急勾配を30分ほど歩くと沢に降り立つ。滝の脇に例の露天風呂があった。1時間ほど楽しんだ。帰りは昨日とは違うルートを選択。工事中のゲートを潜り谷沢川方面へと抜けた。現在は第3谷沢川ダム造成と道路の舗装工事中である。歩く分にはどちらも時間的には変わらないようだ。ただ、車だったらこちらからの方がかなり時間をかせげる。あと、未確認ではあるが、殺生川原山麓ロープウェーのところから芳ヶ平方面への山道はかなり楽に大沢川上流部の温泉に行けそうだ。国土地理院2万5千分の一地図では道がきれているが、実際には繋がっていることを昨日確認した。昼頃西の川原につき、早速というか、お約束というか、大露天風呂を堪能した。草津にはこのほか外来客でも入浴できるところが数カ所あるという。湯畑のすぐ近くにある白旗の湯もそのひとつにかぞえられる。ここもお約束なので堪能し、その後田島屋で冷たい名水をしこたま味わう。最後の仕上げは上州そば。しこしこ腰のある、期待を裏切らないのがよかった。いい想い出をのこしたまま草津をたてたのがうれしい。 |
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中央上段の白っぽい部分が例の源泉地帯らしい
この滝上流部をさらに進むとらしい
ダケカンバの林
アカモノ 愛らしく輝いていた
モウセンゴケ 天然物は初めてのであいとなった
ススキ まだ7月だというのに
ミズナラ この木の根元にマイタケ!
噛み跡? クマザサを食べる動物ってなに?
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草津の 名水 バスターミナル近く、絶対おすすめ |